2014年9月22日月曜日

Led Zeppelin / Over the Hills and Far Away

幾ら俺だってね、Zepならなんでもいいわけじゃないんですよ。

 最近よく思うのは「俺って実はOver the Hills and Far Awayあんまり好きじゃないなー」ってコト。多分この曲が、聴いてて一番飽きる。特にライヴヴァージョンね。なんかやたらによく演るんだけど、そんなに拘るような曲かなあ、って思ってる。昔はIn the LightとかDown by the Seasideがあんまり好きじゃなかったけど、この辺の曲の良さが解ってきたら逆にこっちが駄目になったなぁ。

 Moby Dickは数あるドラムソロの中でも例外の一つとして位置づけてるんだけど、最近ブートを一杯聴いて、流石に30分近くやるのは勘弁して欲しいな、と言う気持ちが強くなった。映画The Song Remains the Sameのヴァージョンは、良い。でもあれ以外にそんなにいいヴァージョンが無いことが解ってきた。ロイヤル・アルバート・ホール(70年)のもまあ、オフィシャルで出すだけのことはあるな、って出来だけどね。77年のOver the Topになると更につまらなくなる印象。Moby Dickのリフの方が好きなのが理由かも知れないけど。

 でも一番つまらんのは77年ツアー以降の単なる「Guitar Solo」って奴ね。アキレスの前に演る奴。アレさあ、15分くらい演るんだけど、それだったら素直にDazed and Confusedにすればいいじゃん、って話でしょう。しかもこのツアー、White Summer / Black Mountain Sideも演ってるし、ペイジのソロコーナーはそれで充分じゃないの。このソロ、テクニックとかメロディ聴かせるって言うよりもその当時の最新(笑)エフェクトとお馴染みの弓弾き聴かせるのが目的じゃない。はっきり言って、凄く飽きるんだよな。

 って後者二曲は曲と言うよりソロ、って考えると、Over the Hills and Far Awayの嫌いさが際立つなぁ。いや、嫌いじゃないんだよ。悪い曲じゃないんだ。飽きるだけなんだよ。

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