2014年11月12日水曜日

電気グルーヴ / 塗糞祭 2014.11.8

電気の単独公演は初めて観る。初ライヴも去年のソニックマニアだったんだけど、実は(って言うコトもないが)カラテカくらいの時期からのファン、今や「古参」と言われる部類だと思う。今回は25周年と言うコトで懐メロツアーだというし、歴代メンバーやコラボレイターが登場するというので、楽しみにして挑んだ。いいんだ、懐メロだって。お祭りなんだから。

 定刻を10分程過ぎたくらいでスタート。オープニングは当然の如く電気グルーヴ25周年の歌だが、そのあとはカラテカ、UFOからの選曲がメインとなる。後のMCで卓球も言っていたが、「二度とやらない曲」が目白押しだ。いや、Twist of the Worldやケトルマンなんかこんな機会だって聴けないと思ってたよ。

 今回のツアーの特徴の一つは「ダラダラと無駄に長く意味のないMC」。瀧がなんか言うと卓球がいちいち要らんとこ拾って無意味な駄洒落言うからもう進まないこと。CMJKん時もまりんの時も「そろそろゲスト呼ぼうか」って言ってから何度脱線繰り返したか。もうね、ホント、糞面白いんだけど、鬱陶しい(笑)早く曲やれよ!ステージで雑談してんじゃねえよ!マイク使えマイク!(笑)DVDのオーディオコメンタリーあるじゃん、アレ。アレと同じ。本当に酷い。


 最初のゲストCMJKを迎えては1stアルバムの曲のリアレンジを3曲。「あー、この頃は矢鱈に歌詞に電気グルーヴって入ってたなあ」とか懐かしむ。今時のEDMっぽいサウンドは馴染みがないのだけど、思った以上に相性がいい。そして、初期の曲って結構ファンキーなんだな、って思う。Bingo!はやっぱり楽しいね。

 続いてはDJ TASAKAを迎えて浪曲インベダーとドリルキング社歌。後者はスチャダラパーの出囃子を兼ねていて、大阪、名古屋でも演ってたけどTASAKAが入ったのは東京公演のみだったようだ。ああ、KAGAMIもいればなあ……とは言わない約束、ってのはわかっちゃいるが。

 スチャを迎えては勿論電スチャのアルバムから。聖☆おじさんの後に瀧とアニの収集つかない猿芝居(アニが千円盗んだとか盗まないとか……)からアニVS瀧&瀧VSアニの「ラップバトル」に。結局アニは泥棒、という扱いのまま終わってしまう。

 今回散々話題にもなってたけど、目玉の一つとして電スチャによるブギーバック、というのがあった。卓球が小沢のパートを歌ったんだけど、なんとミドルエイトは牛尾が!ちょっと小沢に声が似てて笑った。そういえば、俺は2年前の今頃もスチャのブギーバックを観ていたのだ。あのときは星野源だったが。

再びメンバー+牛尾だけに戻って、比較的最近の曲を中心数曲。ゲストコーナー以外ではステージの階段に投影されるプロジェクションマッピングが素晴らしい。階段というモチーフでいろんなことをやってるのが、時折感動のレベルにまで。

 そしてこのパートのラストはモテたくて。事前に「今日だけのゲストがいるけど嬉しいものとは限らないよ」とか言ってたから誰が出るのかは予測してたけど、案の定この曲の2コーラス目からポリバケツの仮装をした天久聖一が。あまりにも酷い音程の歌唱で爆笑を誘う。しかし本人は仮装の出来にご満悦。1コーラスだけ歌って、とてもWOWOWで放送できないMCを言い捨てて、帰る。

 さて、ゲストコーナーの最後は勿論まりんなんだけど、その前のMCがまた長いコト!グダグダ遂に極まる。いや、もっと前から極まってるんだけど、極みを更新し続けるっていうね……いやー、ヒドかったな。瀧に物真似ネタ振ってやらせといてただ爆笑する卓球……客席もガチで引き気味だったのが最高だったな(笑)

 まりんは瀧の曲メドレーからスタート。正直このメドレーは若干ダレ気味に思えた。ストーンズのアメリカ公演のキースコーナーってこんな感じなのかしら。でもやっぱり富士山はどうしようもなくブチあがる。普段聴くには飽き気味だったけど、やっぱライヴでは凄いな。ロックンロールだよね。

 そしてママケーキ。オリジナル以上にファンキーにアレンジされてて、単純に最高にかっこいいファンクになってた。ラストは当然まりんがリードヴォーカルを担当。瀧と卓球も輪唱状態で被り、そして3人で謎の振り付け……まあ、個人的にはこのライヴのハイライトだったな。死ぬほど踊った。ってか、オレンジアナログで欲しくなっちゃったなー。

 まりんのパートは聴きなれたアレンジ(09年のリミックスベースか?)のグリラで再びブチ上げて終了。コレでラストでも文句無しくらいだけど、この後もまだ続く。再びゲスト抜きで、モノノケダンスやジャンボタニシ、Fake It!なんかを含む、ラストスパートにしては渋めの、しかしみんな嬉しい選曲が続く。個人的にはスマイルレススマイルが嬉しかったなぁ。レアクティオーンやパラシュートも聴きたい……とか思ったけど。

 俺はね、カメライフが本編ラストだって解釈したな。そしてN.O.もとい無能の人と電気ビリビリが、あえて662bpmのヴァージョンで演奏されたのこそが、事実上のアンコールだったんじゃないかと。そして、今の音で当時のアレンジを聴くともの凄く新鮮。こんなファンキーで踊れる曲だったのか!って思った。662はリマスターしてK/oonから再発して欲しいな。

 しかし、WOWOW入ってるのに「死体マニア」ヴァージョンで歌うんだからなあ(笑)ラスト曲、エンディング、二人がガッチリ握手するという最高の見せ場を作りつつも放送できないっていう事態を平気で作り出す。そんな25周年の締め括り。まあ、電気だしな。

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